この恐怖は何処か現実を帯びている。
次の日私の目の前に起こるのではないかと思うくらいに。
あの有名な「オチョナンさん」はこの漫画の1巻に。その続きとそのまた続きも。
現実的な恐怖がほしい人にオススメ。
某ナンチャラバンガードで店員さんのお勧めカードが付いてた。 内容分からんから(ビニ本状態)アマゾンで評判みながら買ってみた。 そんなに超怖いわけでもなく短編なので寝る前に読むのに重宝。 全巻大人買いしたけど可もなく不可もなく。
不安の種「発芽」とありますが、既刊の不安の種シリーズからの抜粋で、 コンビニで良く売っているあまり紙質の良くない廉価版的なアレです。 なので、既刊を持っている場合は特に購入の必要はありません。 (お布施的な意味で購入するのはアリですが、コレクションとしてはかなり微妙です)
既刊を持っていない、という前提が入ってしまいますが 夏だしちょっとした怪談でも読みたい。といった目的で軽く手を出してみるには ちょうど良い分量/内容です。また、「不安の種」らしい理不尽さ、不気味さに 溢れていますので、知人/友人に「これ怖くて良いよ」と軽く勧めるのにも向いています。
逆に言えば「不安の種」の新作出た!という期待に胸をふくらませて購入すると 私のように処分に困る事になります。
怖いもの見たさで読んでみたのだが、私の場合、他の方達のようには恐怖を感じなかった。中には最後に「プッ」と吹いてしまった話もあったくらいでして。笑いのツボが人それぞれのように、恐怖のツボも人それぞれのようです。
読み始めは、話短っ!と思いましたが読み進めると 内容が少しずつ紐解けていく感じです。
それと恐怖の高低が上手いです。 例えばホラー映画ならドン!と現れて驚くような見せ方や 静かに迫り来る恐怖を上手いこと描いていて 不安の種や恐怖漫画が好きなら面白いかと思います(個人的意見)
内容はネタバレになるので書きませんが 身の毛もよだつ気味悪さ全開です。
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