アニメ版「せんせいのお時間」のドラマCD第1弾です。 聴けばキャラクター達が頭の中で動いてしまうほどのノリノリ感がたまらなくいいです。 また3人のキャラクターソングが劇中曲としてイイ味出しています。 好きな人もそうでない人も、興味がありましたら1枚どうぞ!
朗読、といってもついニューヨークなどで動きのあった 「ポエトリー・リーディング」を思い浮かべてしまう。 メロディやビートに乗せて 時に淡々と、時にメロディアスに 朗読する、というやつだ。 しかし、このCDは違う。 ひたすら、淡々と、朗読だ。 だから、メロディやビートの伴奏付きの リーディングを期待する人は 買わない方がいいかも。 正直、聞き始めはダレそうになった。 が、コンピということもあって 様々な”読み手”が登場する。 そのことで、 それぞれの読み方、語り方の違いがおもしろく感じ始める。 山口洋のリーディングには、やはり佐野元春の影響を強く感じた。 知久寿焼が、あの独特の雰囲気を出していて、イイ。 ほとんど唯一、バックの音が感じられるのが 宍戸幸司(割礼)の朗読。「カッパ」という詩は プールサイドで朗読しているとのこと。 いずれにしても、メロディやビートの伴奏に頼らない コトバを改めて味わう機会になったCDでした。
超豪華顔ぶれの、90年代最高傑作ドラマ。不器用だけど、真っ直ぐに青春時代を生きていく6人の若者の物語。これを見ていると、名誉とか地位、学歴などに縛られている現代の社会がとても虚しく見えてきさえもする。木村拓哉演じるタケシの、タバコを2本取って残りを渡す仕草なんて、未だ心に残っている。悩みを抱える一人ひとりの仲間たちが、今という現実を、全力で駆け抜けていく。6人の中でも、個人的に一際ひきつけられたのが、武田真司演ずるケイスケの存在だった。町医者の親を尊敬し、医者を目指すが何度も何度も大学に受からず、気がつけば3年も経っていた。そんな中、裏口入学の話が。悩んだ末、ケイスケはその話を受けたいと思ってしまい、仲間に相談する。しかし、萩原聖人演じるテツオは、「ふざけるな!」とケイスケを殴り飛ばす。だがケイスケはテツオに叫ぶ。「俺は社会人でも学生でもない!こんな生活を3年も続けていたら、裏口だってなんだって入りたいって思っちゃうんだよ!」 苦味のある、しかしそれでも温かみのある、最高のドラマです。人生の幸せって何か、一番大切にしなければならないことは何か、このドラマは伝えているような気がします。切なくて苦しくて、そして温かくて、涙が止まりませんでした。
泣ける!!
このアルバムは何故か懐かしくもあり、新しくもある。
再生した瞬間に時間軸が一気に歪む。
1曲目の「煙粉」でゆっくり飛ばされ、4曲目の「豚は悪くない」で高速に引き戻され、
12曲目の「ミミズ」で泣かされる。
声にやられ、音にやられ、詩にやられ…
最高に上質なロックです!
これは本当に色々な人に聴いて欲しいと、進めたくなる一枚です!!
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