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前作から約2年ぶりとなる4thアルバム。前作で“ネオ・クラシカル・デス・メタル”とでも言えそうなサウンドを極めた彼ら。もうそろそろマンネリに入るかと思いきや、ヤツらはやはりただ者ではなかった!前作までの大筋は踏まえつつ、今回はよりモダンなサウンド(時代への迎合という意味ではない)を持って帰ってきた。
 デジタル・サウンド(ピコピコ音)を用いた疾走チューン1やモダン・ヘヴィ系風のうねるリフを持った2、ミディアム・テンポの5等、どれもが新鮮な響きを持っており飽きさせない。自身が作り上げたスタイルに固執するのではなく、それを踏まえつつ更に前進・挑戦を続ける。凡百のフォロワー達との違いがこの柔軟さにあるのだろう。
 そして、今回強く感じたのがアレキシのシンガーとしての成長だ。以前まではギャーギャー喚き散らす絶叫型Voだったが(これが嫌いという人も多いのでは?)、今回は同じ絶叫でもより深みのある、説得力に充ちたVoになっている。アレキシ(G)とヤンネ・ウィルマン(Key)によるギターVSキーボードのバトルは相変わらず壮絶!
 
 
   
今やアークエネミーやインフレイムスと並ぶ、メロデスの最高峰となったチルボドのライブアルバム。彼らが他の追随を許さない理由の一つに、まずライブパフォーマンスが上げられるだろう。
 フロントマン・アレキシの圧倒的なカッコ良さ、キーボードとのバトルには、あまりの凄さに思わず溜息がこぼれる。
 カメラワークも素晴らしく、普段目立たないヘンカやローペはもちろん、観客の盛り上がりも写しているため非常に臨場感がある。
 そしてなにより選曲がいい。これほどツボを押さえたセットリスト、他ではなかなかないのではないか。
 チルボドファンのみならず、まだ未聴の人にも是非手にしてほしい。
 
 
   
(デスメタルって、間口が狭いですからねぇ〜)あんまり期待もせず、
 コレクションとして購入した口ですが、
 何と、これが大当たり!!
 この所、名うての(メロ系)大御所には
 期待を裏切られっぱなしでしたから。
 
 しかも、ベストアルバムって、
 選曲の良かった物なんて皆無に等しいでしょ。
 (40年前から、ずっとレコード会社(古っ!!!)
 の選曲って、なんでこう、センスがないのかねぇ)
 
 私が聴いてみた限り、全部いいって事は、
 他の楽曲の中にも、相当いいのが
 相当数、残っていると思って間違いない!!
 さっそく、1stから、揃えなくては。
 
 あと、カヴァーの選曲の良さも際立っている!
 (ガス・Gのところの
 「マニアック[マイケル・センベロ]」
 以来の衝撃度!!!)
 リック・スプリングフィールドでっせ!!!! 御兄さん!!
 
 あの白人嫌いで有名な
 「マイルス・ディビス」ですら
 カヴァーしてたよね。リック・スプリングフィールド!!!
 (読売ランドでのコンサートが、今は懐かしい思い出!!
 何十年前の話じゃ!!)
 リックってすごい人だったのね、マジで。
 (COBとは対極の音楽性と思われがちですが、
 メロディのセンスは近いものが、あったりする。
 音楽って、深いね まったく!!)
 
 
   
この値段はとても安いです。
自分は本屋で4500円で購入してショックをうけました。
 少しおかしい所もありますが、チルボド好きなら買いだ
 とおもいます。
 
 
   
フィンランドのメロデスバンドの7th。前作が気に入った人は今作も気に入るだろう。たぶん…確かに彼らにしか出せないアグレッション満載のリフは健在だが…モダンとして好悪を分けた5thはまだ良い曲があった。しかしこれは耳に残る曲がされどない。相変わらずヤンネのKeyも奥に引っ込み気味。昔は9曲というヴォリュームでも大満足だったが今回は物足りなさでいっぱいになった。次回に期待…していいのだろうか"
 
 
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