この病気を宣告された人にとって、これから生きていく上でかかせない『食べる』ということに光がさす本です。私は料理好きで食道楽でしたので、食事制限を一生していかなくてはいけないということが何より辛かったのですが、この本に出会って希望が持てました。病気に対して前向きになるきっかけになってくれたと思います。
とはいえ、緩解期におすすめのメニューがページの多くを占め、病気で憂鬱な活動期に食べることのできるメニューはまだまだ少ないのが少し残念です。
先日、姉から母がトイレで倒れていたと聞きました。
その際救急車で運ばれ、ただの貧血だったとの事で一安心しました。
ただ、今後両親、祖父母も年齢を重ねるごとに、こういった事態が多くなると思うと、
ちょっと怖いなあと思います。
そういう時に、たまたまこの本の事をある人から聞きました。
本の要旨としては「重病の予備症状となる軽微な症状を見逃さず適切に救急車を呼ぶ事で、
早期発見により、命を救えたり、重篤にならずに済んだり、病気の回復が望める可能性が高まる」という感じです。
その為の適切な知識を得れる事がこの本の一番のメリットです。
著者は救急医療の医師として現場で働く中で、救急車で運ばれてきて最善の医療処置を尽くしたが
病気の発見が遅く命を落としたり、後遺症を残すというケースをたくさん目の当たりにしているそうです。
逆に早期発見した為に、症状が著しく改善したり、命が救えるケースもあるとのことです。
どうにかしてあげたいという気持ちで最善を尽くすが、どうにもならない現実。またその虚空感。
日々の悔しい想いから社会の為にと、この本を書かれた著者の志に非常に心を打たれました。
保険ではお金はおりるけど命は救えません。
ですが、この本では適切な知識を得ることで命が救える可能性が高まると思います。
そういった意味でこの本は、「保険より価値があり、保険より安い保険」だと思います。
万が一に備えて一家に一冊置いておきたい一冊であり、
また実家に住んでいる親御さんへのプレゼントとしてもお勧めの一冊です。
2年前に憩室炎による腹痛のため大腸内視鏡検査をし、その憩室のそばに大きな膨らみが見られ、大腸の右半分を切除する手術を受けました。当初は大腸癌の診断でしたが、細胞診で悪性腫瘍とは認められなかったため、現在も抗癌剤は服用していません。 そういった経緯もあって、当時の症状などを思い出しながら読みました。もちろん癌だけでなく、便への出血や痔の話もあります。知人の奥さんが出産後に痔になった話を聞きましたが、その理由もよく分かります。そういった症状があってもなかなか医者には行きにくいものですが、生活の改善で治るもの、やはり医者のところに行かなくてはならないものなどの判断基準も記載されています。 ただ図がかなり離れたところに掲載されていたり、突然例外が示されてまた戻ったり、専門用語の解説がなかったりですらすらとは読みにくいところもありました。が、悩んでいる人には福音のような本となるでしょう。
学生のころから知っていたCopeの名著で、 「いつか読まなきゃ」と思っていたのですが、 今回日本語版をみつけ即買いました。 価格的にも英語版とあまり変わらないので、 とってもよいお買い物だと思いますよ。 現在救急病院で勤務していますが、参考になる点が多数ありました。 学生さんや、研修医に御勧めの一冊です。 有名になるべくしてなっている本だと実感しています。 簡単そうで難しい虫垂炎の章は、さらっとでもいいので読んでみることを御勧めします。
とても分かりやすい説明、小さすぎない文字でのコンパクトな文章、絵や図を用いて 腸をきれいにする理由、その効果、方法が示されていて、とても分かりやすかったです。
どれもさっそく生活に取り入れられるものが多く、 特に食品について詳しく記載があり、レシピも載っているので実践しやすいです。 まだ購入したばかりで効果は分かりませんが、さっそく実行しています。 また、自分の便秘タイプや、腸改善の必要性などが分かったことは、 モチベーションを上げるためによかったです。
しいて言えば、メインとなる自律神経の説明(交感神経と副交感神経)が沢山出てくる割に ちょっと分かりずらい気がします。その部分に関してはもう一回読まないとかな、と。
「便秘外来4年待ち」とのことなので、病院に行く前に、 下剤に頼り続ける前に、まずは気持ちを入れ替えてできることからやってみる!という気持ちで 読んで実践するには、おすすめです☆ ダイエット目的より、「便秘など体質を改善して、結果的に痩せる」といった感じでしょうか。
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