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鏡の中は日曜日 (講談社文庫)
この作者は大好きだ。常に、「やられたぁ」という心地よい敗北感を与えてくれるから。本作も例外ではない。
時効寸前の殺人事件を石動が再調査するというのが、本作の大筋のストーリー。十四年前、仏文学研究の大家瑞門龍司郎の邸宅「梵貝荘」で起こった殺人事件。犯人は逮捕され、裁判も犯人の服役も終了した、完全な過去の事件の再調査なのだ。だがクライアントのオーダーはかなり特殊なものである。それは、この「梵貝荘事件」を解決した名探偵水城優臣の推理に異を唱えることを趣旨としているからだ。
水城優臣は、人気本格推理小説シリーズに登場する名探偵である。石動自身、このシリーズの大ファンであったりする。そしてこの水城シリーズは、実際に起こった事件の顛末を、作者であり語り部鮎井郁介の記録を小説の体裁で出版していたものだったのだ。
法的には完全に終了した事件であり、虚構の体裁としても、水城優臣最後の事件と賑々しいコピーを連載中に添えられ推理小説誌に顛末まで掲載済みである。だが、単行本に収録されないまま十四年の歳月を経ているのであった。なぜ単行本が出版されないか?それは、水城の推理に致命的な間違いがあったからではないのか?
本作の体裁は、名探偵というよりはオプよろしく、当時の関係者にインタビューを試みる石動の姿を描く三人称視点、事件当日の状況を描いた小説「梵貝荘事件」の三人称視点、そして、事件関係者と思しき何者かの一人称視点が、章毎に交互に記される。過去と現在が巧みに入り混じる叙述は、正に「梵貝」(ほら貝の意であるとの事)。メタかつアンチな気配濃厚な「事件」の真相は如何に!?。
あぁぁぁあああ、もうホントに、「梵貝」な構成の、「名探偵を屠る」物語なのだ。本格として極めてフェア。しかも読者を韜晦させる術は超一流の殊能将之。最大級の賛辞として、機会があったら後ろから蹴ってやりたい才能である。
キマイラの新しい城 (講談社文庫)
探偵に刑事、騎士の亡霊と視点をザッピングしながら事件を負っていく様が単純に楽しい。750年前の事件を、被害者の証言を元に負う姿はなんともユーモラス。
設定こそありえないが、骨格はきちんと本格ミステリ。ある程度のブラックユーモアが許せる方や、変わったものが好きな方は是非。
おそらく、この作者ならファンタジー世界を舞台にしても、本格ミステリが書けるだろう。そう思わせる作品。
地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.10 星の大地に降る涙 [DVD]
戦いを捨てた平和な理想郷といえる民族「タバラ族」
に迫る、他国の侵略の影、その結末は…。
今も決して無くならない「戦争」について、
真正面から挑んだ野心作です。
争いはなく、笑顔の絶えない、愛と踊りの国。
太陽の笑顔を持つ民族「タバラ族」は架空の国
とはいえ、
こんなに素敵な国の存在も許さない「世界」とは、
いったい何なんだろうか、と考えさせられる。
寓話として描かれつつも、
これはまさしく実在した歴史であり、
今も繰り返される戦争の事実であるという悲しさ。
岸谷・寺脇のコンビによるコメディ部分は
結構見飽きたような、使い古されたネタが多く、
かなり辛いのですが
(相手のマネを永遠とするとか)、
それでも締めるところは締めているのがいい。
それにしても、木村佳乃さんの優しさが光っていて、
ほかの女優陣もたくましい。
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