砂漠が舞台だから熱く燃え上がるのか?そういう一面もあると思いますが、 恋愛の相性は本人達でもわからない必然的なものです。その必然の出会いが起こってしまったのです。 映画の中では、女の方がその必然性を少しづつ積極的に意識していることが描写されますがほぼお互い同時ですね。ですから燃え上がる恋なんですよ。 それを監督は生き残った男の述懐という形で、うまくその全身やけどを負った男と看病する看護婦の関係、すなわち、現在の時間をつかって客観的に当事者に思い出させるのです。これが成功していると思います。 時間軸が揺れるんですが、その揺れ方が良い。どう良いのか?それは先に述べた客観性の付与にあるのです。砂漠での最後のシーンなんてむなしいけれど美しい、愛の完結でした。 シーンとすると看護婦とインド人兵士の恋愛の中でのブランコのシーンは秀逸です。この二つの愛はともに戦争によって成就できませんでした。その意味では反戦的メッセージでもあると思います。愛する形が美しい映画です。
普段クラシックを聴くことの少ない人も、あの映画の音楽なら知っているとか聴いたことがあるということ多いと思います。タイトルと作者を知らずとも映画のシーンをイメージし聴くには充分楽しめるでしょう。楽曲の全てが収録されているというより、サビの部分だけ22曲入っているのでお得感があります。クラシック好きの方には物足りないでしょうが、クラシック入門者にはお薦めです。
砂漠が舞台だから熱く燃え上がるのか?そういう一面もあると思いますが、 恋愛の相性は本人達でもわからない必然的なものです。その必然の出会いが起こってしまったのです。 映画の中では、女の方がその必然性を少しづつ積極的に意識していることが描写されますがほぼお互い同時ですね。ですから燃え上がる恋なんですよ。 それを監督は生き残った男の述懐という形で、うまくその全身やけどを負った男と看病する看護婦の関係、すなわち、現在の時間をつかって客観的に当事者に思い出させるのです。これが成功していると思います。 時間軸が揺れるんですが、その揺れ方が良い。どう良いのか?それは先に述べた客観性の付与にあるのです。砂漠での最後のシーンなんてむなしいけれど美しい、愛の完結でした。 シーンとすると看護婦とインド人兵士の恋愛の中でのブランコのシーンは秀逸です。この二つの愛はともに戦争によって成就できませんでした。その意味では反戦的メッセージでもあると思います。愛する形が美しい映画です。
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